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おほん、少々講釈をたれさせてもらうぞい。 右の表の通り現在、国産の自動車メーカー全社が、自社の車種に衝突安全ボディを採用しておる。これらについて、何でも一緒にするのはよくないが、各社で名称こそ異なるものの、実は目指しているところは「事故時の強烈な衝撃から乗員を保護」する点で、みな同じなのじゃ。
さて、「衝突安全ボディ」の内容については後で述べるとして、ここ4〜5年で、こんなにも「衝突安全ボディ」の採用が広まった背景には、世界的な流れで自動車の安全強化が叫ばれておる中、わが国でも1994年4月からの自動車メーカーに対する新型車の前面
衝突試験、そして1999年4月からの側面衝突試験の義務付けにともなう、それぞれの安全基準が定められたからなのじゃ。
衝突試験というのは、時速50キロで、車の前面をバリア(壁)にぶつけたり、もしくは側面
にぶつけたりするもので、衝突後に乗員が無事なように、クルマの室内のスペースが確保されていなければならない。
ちょっと話が変わるが、1998年の秋から、スタイルが一新された軽自動車が一斉に発売されたのを覚えておるかな?
あれは、この「国内衝突安全基準」に対応すべく、衝突時のショックを吸収するためのフロントノーズが短く、車幅そのものが狭くてドアと乗員との距離がほとんどなかった軽自動車のサイズアップ(車枠の全長・全幅の拡大)が、同年10月から図られたためじゃったのじゃ。
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